良い解体工事業者を選ぶポイントとは?
後々のトラブルを防ぐためにも、解体工事は安心して依頼できる業者を選びたいものです。
ここでは、良い解体工事業者を選んでもらうためのポイントを5つ挙げさせて頂きます。
複数の解体業者から見積もりを取る
適正な工事費用を知るには、1社ではなく複数の業者からお見積りを取ることが大切です。「坪あたり●●円です」だけの回答ではなく、何にいくらの費用がかかるのかをしっかり提示してくれる業者が安心。
複数社の見積もりをとったら、トータルの解体工事費用の比較はもちろん、内訳に必要な項目が抜けていないか、反対に不要な項目が含まれていないかを確認しましょう。解体作業が終わった段階で、「追加工事で○○円頂きます」なんてことも少なくないので、事前に想定される費用は確認するのがベストです。
解体工事の許可業者であるか?
解体工事をするには、法律上、解体工事業の登録または建設業の許可(土木工事業、建築工事業、とび・土工工事業のいずれか)を受けている業者でなくてはなりません。さらに、産業廃棄物の収集運搬許可も必要です。
解体工事を依頼しようとしている業者が、これらの許可を受けているかどうかを確認しておくことが大切です。
解体工事後の廃材の処分は大丈夫?
解体で発生した産業廃棄物は適正に処分する必要があります。
産業廃棄物処理法では、廃棄物に関する責任に関して触れており、解体業者が不法投棄をした場合、施工主(解体工事発注者)も罰せられることになっています。
廃棄物の最終処理について、しっかり確認しましょう。
業者の対応は?
解体工事にかかる費用は大きなポイントですが、信頼できる業者かどうか、安心できる業者かどうか、というのはとても重要なポイントです。
見積もりを依頼した段階から、業者の対応(言葉遣いや姿勢など)を注意深くチェックして下さい。
届出が必要な書類は誰が?
解体工事の規模によっては、建設リサイクル法の届け出を管轄の自治体に提出する必要があるほか、解体工事が終わった後には「滅失登記」という、解体したという登記を法務局に届ける必要があります。
これら書類の作成・届出を代行してくれるかどうか、しっかり確認しましょう。